Appleが開発したQuicktimeVRの技術を近代化したPTguiを用いたQuicktime VRのオーサリングと、それを応用したパノラマあるいは超広角イメージの製作を手がけます。
詳細な解説はいずれ用意する計画があります。特徴をかいつまんで述べますと、Appleの開発した環境では、QuicktimeVRで表現可能なものは基本的に動きのない静止したオブジェクトに限られていました。PTguiをはじめとするPanotools系ソフトウェアでは、ある程度動きのある被写体にたいしても、継ぎ目の目立たない自然なVR映像を得ることが可能です
また、PTguiの応用性の高さは、光学レンズの理論限界を超越した超広角映像を可能にします。魚眼レンズを除いた正射影のレンズ(通常のレンズ)の場合、製品化可能な限界は対角線画角120度前後と言われますが、PTguiを用いれば理論上、水平画角160度までの広角表現が可能です。(ただし、印象が不自然にならない範囲というと130~140度ほどです)