世間話ですが。例えばこの夫婦をいいカンジだなと思って撮影してこうやって貼ることは、自分のlogの上ならばともかく、公開のメディアの上ではすでに不可能になっています。それは肖像権に関する法令の「みだりに肖像を公開されない」権利に関する条文の解釈と判例から来ているわけですが、例えば個人を特定できないような角度から撮ったとしても、個人が特定できない以上は、よく似たヒトを連れてくれば誰でも「俺の肖像を勝手に公開しやがってけしからん」といって訴訟を立てることが可能なのが実情です。それをシノギにしているヒトもいるでしょう
まぁ。そうやって既成事実が積み上がり、意識が変容し、いつの間にか街で写真を撮ることが犯罪視されて行くようになるのでしょう。一方で、人身事故の遺体をケータイで撮影してSNSにカジュアルにアップロードするものも現れ、「公共の」監視カメラは常に個人の動向を監視し続ける。それがすでに現実です
写真は県庁前のスクランブル交差点で。
Cam:K-5IIs
Lens:DA40mm Ltd.