DA17-70mmの不定愁訴の原因がようやくサービスの方で捉えられフィックスされた模様。前回修理の時にはモーターを交換し、それ以前に保証期間内にExif焦点距離が渡されないトラブルが起きたときには回路基板を交換して帰って来たが、根本原因はそれらの関連回路ではなく、別の制御基盤に組込まれているチップの足が充分ささっていなかったということのようだ。つまり振動が加わった時にそれがささる方向に動けば快調に動作するが、抜ける方向に(接触が悪くなる方向に)動けば、まったく動作しなくなる、と。まぁ、そうはいっても眼で動きがわかるほど浮いているわけでもないだろうし、ほかのレンズにもおそらく同様の機構はあるはずなのにこのレンズだけ不具合がでたという事は、設計の問題ではなく組込みの作業が基準内のギリギリに悪い方だったんだろうというのが公平なところかなと思う。自分もバイクに積んで走り回っていたりするのである程度は止むを得ない。その上でより厳格に品質管理をお願いしたいと思います。
いまやカメラシステムの最大の弱点はソケットのような気がする(謎)
追記
Exifの件はともかくとして、最近起きるようになったAF駆動のトラブルでは電源をいれてからしばらくの間は反応が悪く、その後次第に好転するような症状がでていた。妄想に過ぎないが、通電していると徐々に回復するということは問題のチップの足の接触部分に酸化皮膜やハンダの浮きのような状態が発生していて、それがマイクロショートで好転する程度であるうちは不定愁訴として現れていたが、ついに決定的に導通不良が起きて不動になり、結果として原因がはっきり特定できたということかもしれない。備忘のために書き留める