まぁこれは多くのメディアに共通したガイドラインであろうから公言してもよいだろう。昨今のカメラジャーナル系(謎)メディアでは「個人が特定できるような写真は掲載しない」という掟がある。自動車を撮影する場合にもナンバープレートやドライバーが写っているものはNGということになっている。妙なところでフレームアウトした写真が最近多いのはそのためだ。つまり、自然な街の風景をメディアに載せるためには全てエキストラを手配して一人一人と契約しなければならないということになっている。
苦肉の作として、高速動体連写のテストではよく列車を進行方向から撮ることを行なっているけれども。正直なところ田んぼの中をぶっ飛ばしている700系とかならいざ知らず、都心の混んだ区間で営業運転中の列車なんてせいぜい105km/hとかそんなものなので、的の大きさを考えれば現代の中級以上のDSLRなら外すわけがない。そもそも列車を正面から撮るなんてかなり不自然なシチュエーションでもあるし。
てなことを考えてならば横から撮ってみるかとか… そんなことを試みると、K-5IIsの場合、もろに中のヒトが写ってしまってばっちり個人特定できてしまうという罠が。
2000pxに縮小出力してこれなので、100%で出力した時にどれくらい見えてしまうかはいわずと知れたこと。見え過ぎちゃって困るの〜ん♪のマスプロアンテナのコマーシャルを思い出してしまいますがな(死語)
Cam:K-5IIs
Lens:smcp DA40/2.8 Ltd.