まぁ、画素数が同じで、同じ程度以上に金をかけて作り、腰回りもケチらないで組み上げたカメラならフルフレームの方がノイズが少ないのは事実。D4とかD4sとかね
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まぁ、画素数が同じで、同じ程度以上に金をかけて作り、腰回りもケチらないで組み上げたカメラならフルフレームの方がノイズが少ないのは事実。D4とかD4sとかね
「フルサイズはノイズに強く高画質」という物言いは繰り返されている。しかし、そのフレーズが生み出された頃にフルサイズと言われていたのは Nikon D3や EOS 5D等の、フルフレーム12MPの機種だ。そして、なぜそういう事がいわれたかと言えば、APS-C機でも15-16MPが当たり前だったところに、何故12MPのフルフレームが二倍から三倍の正札をつけるかという事に対する弁護/エクスキューズのために喧伝された言葉だったと言ってよい。そしてそれは聖典と目されるようになり、現在に至る。
画素数競争から降りない限り、素子のサイズに関わらず限界まで画素ピッチを高密度にする他はない。フルフレーム36MPは限度ぎりぎりと言われていたAPS-C 16MPと、画素ピッチの上では大差ない。APS-C 24MPは、m4/3 16MPと大差なく、かつては「限界を超えてしまった無理のあるスペック」と言われていた領域にある。一番有望そうなスペックであるフルフレーム 24MPは、すっかり廉価版用の素子になってしまっている。
情報というのは恐ろしいなと思う(謎)
なぜGX7かということはちょっと難しい。
あくまでも個人的な考えだけれども。検討したカメラを列挙してみると
という辺りのものが候補に挙がった。狙いは「ブレッドアンドバター」カメラだ。基準となる要素は
というくらいのものだ。LX7がやや条件から外れているがこれはブレバタ性から候補に残した。
ブレッドアンドバターというと、日本語ではほぼ死語になりつつあるが、一般的な意味は「日常のさりげないもの」を表す言葉として知られている。しかしもう一つ、文脈によって現れる大きな意味は「最低限・生きるか死ぬかの支え」というニュアンスもある。