校了ほか

先にポストした三点の写真は本来は某所のレンズ記事のために作例として撮影したものだった。しかし、大人の事情により不掲載となったので、こちらで公開することにした 

本文中では対象レンズの遠景でのボケの問題を指摘した上で、その実写は作例を示しながら同時にこれらの近景の作例を示すことにより、決して接写以外のすべての領域でボケがダメなわけではないことを伝える意図をもって記事を構成したのだったが、残念ながらその意図が反映されない形での公開となった次第です 

出版の責任を負うパブリッシャーに最終的な編集権限があるのは前提なので、一部作例を公開版から削除すること自体は何ら問題ないことながら、これを削除することで記事の文脈が反転することにたいして思い及ばなかったとするなら、今後はどこをどう削っても意味が反転しないようなベタ記事しか書きようがないなぁと頭を抱え気味ではある 

もう一点、少々引っ掛りを感じているのは、この記事を仕上げて引き渡したのは先月の半ばであり、その時点で「校了」をいただき、それをもって当方としては「問題無し」として受け容れられたと思っていた。その上でこのような運びになるのであれば、校了の意味が少々変わってくるなという戸惑いもある。仮に作例に問題があるという判断がその「校了」の時点で行なわれたものであるなら、その時点で通知をいただけたなら、畏れながらと何日か猶予をいただき当方で作例の追補とテキストの修正を行なう時間はあったはずなので、いっそう悔やまれるところです 

仔細に申し述べることは憚られるものの、これら作例が割愛された理由はいわゆるメディアコードとは無関係の判断の由。それも更に、不明瞭な線引きを提示されたことに他ならず、もろもろ考えること多し 

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